週末も終わりに近づくと、
毎週恒例の雑用を片付けておかなくちゃいけない。
例えば、スーツやYシャツのクリーニング。
★★★
時計を見て、もう18時をまわっていることに気がついた。
クリーニング屋が閉まる前に行ってこなくちゃ。
あわててクリーニングに出すものをかき集める。
スーツのスラックス、毎週1本ずつクリーニングに出すことにしている。
スーツの上着とスラックスの組み合わせを
クロゼットの中で順々に確認する。
クールビズ期間中だったので、
上着はクリーニングには出していない。
上下揃いになっていないスーツは、
先週スラックスをクリーニングに出したものだということだ。
★★★
ふと見ると、先週回収してきて、
ビニールの袋がかかったままになっているスラックスがあった。
今週は使うだろうから、ビニール袋を外す。
・・・
ん?
こんなスラックス持ってたっけ??
妙に太いスラックスを手にとり、
タグを確認する。
!?
まったく見覚えのない、他人の名前がついている。
・・・
ということは、先週クリーニング屋から回収した時に、
他人のスラックスを渡されたってことだ!
★★★
マジすか!?
長いことクリーニング屋に出して、受け取ってって
やってきたけど、こんなの初めてΣ(゚д゚lll)ガーン
★★★
どうするべきかしばし考える。
とりあえずこの見覚えのないスラックスは
クリーニング屋に持って行って引き取ってもらおう。
ということは、本来先週回収するべきだった、
自分のスラックスがまだクリーニング屋にあるはず。
もう一度スーツの上下の組み合わせを端から確認していくと、
黒に織柄ストライプのスーツのスラックスがないことがわかった。
自分のスラックスを探してもらう手助けになるかもと思い、
スラックスのないスーツの上着だけを持って、
クリーニング屋へ向かった。
★★★
クリーニング屋にて、おもむろに
見覚えがなかったスラックスを取り出し、
店員さんに告げる。
-これ、自分のじゃないです。
ハッとした顔になる店員さん。
しかしすぐさま状況を理解したらしく、
クリーニングのタグの番号をレジに打ち込み、
本来の持ち主を確認。
常連さんのもののようだった。
そして、本来僕が受け取るはずだった
黒の織柄ストライプのスラックス。
相棒のいない上着を取り出して、
このデザインのスラックスを探して欲しいと告げる。
僕はそこのクリーニング屋の会員なので、
会員情報から先週だしたものの照会は簡単にできたようだ。
-あ、グレーのズボンですね
・・・
ん??
黒のはずだけど・・・
と思っていたら、
すぐに奥から
『黒の』スラックスを持って店員さん登場。
ホッとしつつ『黒の』スラックスを受け取る。
ああ、別のお客さんに間違って渡されたりしてなくてよかった。
★★★
そして、ここでやっと、
毎週恒例の自分の洗濯物を
クリーニングに出して、
先週出したものを受け取る作業に。
引換券を出す。
-あれ?この番号、いま渡した『黒の』ズボンのですよ。
え!?
-ああ、やっぱり今渡したのが、先週お出しいただいたズボンで、
グレーのズボンが先週受け取っていただくはずだったものですね!
★★★
なんと、うちのクロゼットには2本もスラックスがない状態だったのか!
・・・
まったく気づかなかった(^^ゞ
★★★
というわけで、めでたく2本のスラックスを回収して、
帰途についた。
★★★
いやー、こんな経験初めて。
0 件のコメント:
コメントを投稿