2012/11/04

はじめての経験224

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週末も終わりに近づくと、
毎週恒例の雑用を片付けておかなくちゃいけない。

例えば、スーツやYシャツのクリーニング

★★★
時計を見て、もう18時をまわっていることに気がついた。

クリーニング屋が閉まる前に行ってこなくちゃ。

あわててクリーニングに出すものをかき集める。

スーツのスラックス、毎週1本ずつクリーニングに出すことにしている。

スーツの上着とスラックスの組み合わせを
クロゼットの中で順々に確認する。

クールビズ期間中だったので、
上着はクリーニングには出していない。

上下揃いになっていないスーツは、
先週スラックスをクリーニングに出したものだということだ。

★★★

ふと見ると、先週回収してきて、
ビニールの袋がかかったままになっているスラックスがあった。

今週は使うだろうから、ビニール袋を外す。

・・・

ん?

こんなスラックス持ってたっけ??

妙に太いスラックスを手にとり、
タグを確認する。

!?

まったく見覚えのない、他人の名前がついている。

・・・


ということは、先週クリーニング屋から回収した時に、
他人のスラックスを渡されたってことだ!

★★★

マジすか!?

長いことクリーニング屋に出して、受け取ってって
やってきたけど、こんなの初めてΣ(゚д゚lll)ガーン

★★★

どうするべきかしばし考える。

とりあえずこの見覚えのないスラックスは
クリーニング屋に持って行って引き取ってもらおう。

ということは、本来先週回収するべきだった、
自分のスラックスがまだクリーニング屋にあるはず。

もう一度スーツの上下の組み合わせを端から確認していくと、
黒に織柄ストライプのスーツのスラックスがないことがわかった。

自分のスラックスを探してもらう手助けになるかもと思い、
スラックスのないスーツの上着だけを持って、
クリーニング屋へ向かった。

★★★

クリーニング屋にて、おもむろに
見覚えがなかったスラックスを取り出し、
店員さんに告げる。

-これ、自分のじゃないです。

ハッとした顔になる店員さん。

しかしすぐさま状況を理解したらしく、
クリーニングのタグの番号をレジに打ち込み、
本来の持ち主を確認。

常連さんのもののようだった。

そして、本来僕が受け取るはずだった
黒の織柄ストライプのスラックス。
相棒のいない上着を取り出して、
このデザインのスラックスを探して欲しいと告げる。

僕はそこのクリーニング屋の会員なので、
会員情報から先週だしたものの照会は簡単にできたようだ。

-あ、グレーのズボンですね

・・・

ん??

のはずだけど・・・

と思っていたら、
すぐに奥から
の』スラックスを持って店員さん登場。

ホッとしつつ『の』スラックスを受け取る。
ああ、別のお客さんに間違って渡されたりしてなくてよかった。

★★★

そして、ここでやっと、
毎週恒例の自分の洗濯物を
クリーニングに出して、
先週出したものを受け取る作業に。

引換券を出す。

-あれ?この番号、いま渡した『の』ズボンのですよ。

え!?

-ああ、やっぱり今渡したのが、先週お出しいただいたズボンで、
 グレーのズボンが先週受け取っていただくはずだったものですね!

★★★

なんと、うちのクロゼットには2本もスラックスがない状態だったのか!

・・・

まったく気づかなかった(^^ゞ

★★★

というわけで、めでたく2本のスラックスを回収して、
帰途についた。

★★★

いやー、こんな経験初めて。
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